こんにちわ!AZUです。
このブログでは、海外移住が決定した30代事務職OLのAZUが移住準備に奮闘する日々を記録しています!海外移住を検討している方、移住が決定して準備をしている方の参考になる情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。
海外移住準備の第一歩は、今の会社を退職することでした。
新卒で入社して以来10年以上勤務してきましたので、辞めることはまさに苦渋の選択です。
しかし移住を決意した今、その足かせになる環境は変えていく必要があります。情熱と愛着を持って仕事に臨んでいましたので、本当に泣く泣くでしたが退職することを決心しました。
とはいえ、新卒で入社して10数年…
退職したことが無いので、退職の仕方がわからないぞ!?
同じように「実は退職の流れがわからない」方って結構多いのでは?と思いましたので、実際に私が調べて行ったことを、本記事にまとめてみました。参考になれば嬉しいです!
ざっとまとめると、こんな感じ。
- 退職の意思を伝える
- 退職届を提出する
- 業務の引継ぎを行う
- 社内外への挨拶
- 健康保険切り替えと通院予定の調整
- 各種必要書類の受け取り
- 社内システムで管理されている自分の情報の確認
- 有給休暇の利用
- 退職日を迎える
詳細を以下に記します!
退職までの流れ
1.退職の意思を伝える
実際に退職届を出す前に、上司に退職の意思を伝えておきましょう。
人手が抜ける・変わると、多少なりとも業務の流れに変化が起こります。所属の業務を止めないために上司や同僚の皆さんがどのような体制を取っていくかを検討するため、手続き以外にも時間がかかる可能性があります。
もちろん、これらは自分が退職した後に残るメンバーが考えるべきことなのですが、検討する時間を準備するのも、去る側ができる思いやりのひとつなのだな、と思いました。
また、退職の意思を伝えた結果、今とは異なる働き方を提案されることもあるかもしれません。その提案が、自分の希望するものであれば退職する必要はありませんもんね。
私の場合は、業務の性質上、海外から働く環境を作ることが難しく退職することを選びましたが、退職の相談をした結果、雇用形態や勤務形態を変えることを提案された事例は、友人などからもよく耳にしました!
2.退職届を提出する
正社員であった場合(=雇用期間が定まっていない社員)、法律上は、退職の14日前までに申し出ればOKということになっています。(民法第627条第1項)ただし、会社の就業規則で「退職する場合は〇日前までに退職届を提出すること」と決まっている場合がほとんどだと思いますので、まずは会社の就業規則を確認しましょう。
また、その会社独自の様式がある場合もありますので、探してみてくださいね。
3.業務の引継ぎを行う
それまで自分が担当していた業務について、引継ぎを行います。後任の担当者と一緒に業務を進めながら引き継いでいく場合と、引継ぎ書を作成する場合があると思います。口頭で引継ぎをする場合でも、なにかしら書面に書き起こしたものを作成しておくと良いですね。
引継ぎを始める前に確認したいポイント
- だれに、なにを引き継ぐのか
- 引継ぎ作業の実施スケジュール
- 特に引き継ぐ必要があるのは、その業務のどのポイントか
私自身は、上記3点を事前に相談してから引継ぎ作業を開始できたのが良かったと感じています。実際には、引継書と業務マニュアルを作成しました。
引継ぎ作業のスケジュールを設定して行っていたのですが、結局退職日ギリギリまで引継書を作成していたので、読み手の意見を聴いてブラッシュアップしてからお渡しできるとベストだったな…というのが反省点です。
4.社内外へのご挨拶
退職届が受理された後、会社内の各部署の皆さんと、取引先として一緒に業務を進めてくださっていた社外の皆さんへご挨拶に行きました。
単純なご挨拶だけではなく自分の退職に関する情報解禁のタイミングでもありましたので、どのようなタイミングでどういう順番でご挨拶するのが適当なのかがとても難しかった印象でした。迷ったら、社会人経験の豊富な信頼できる先輩や上司に相談するといいと思います。
5.健康保険切り替えと通院予定の調整
会社を退職すると、健康保険の切り替えが必要になる場合があります。
切り替えの手続き期間中は保険証が無い状態になりますので、その間の通院時にひと手間発生する可能性があります。(保険証を持っていない場合の対応は病院さんによっても異なるようです。)
私は保険証や書類の提出しなおしや、一旦全額医療費を払って後から返金…といった手間を省くため、退職後の翌平日に切り替えの手続きに行き、新しい保険証が発行されるまでの5日間程度は通院を控えました。
(渡航前の準備として歯科検診に行こう!と意気込んでいたので、保険証のことを思い出して良かったです笑)
とはいえ、急遽通院が必要となる場合やすぐに保険証の切り替えの手続きに行けない場合もあると思いますので、その場合は病院さんにその旨をお伝えして手順に従いましょうね。
我慢は禁物!
6.各種必要書類の受け取り
会社を退職したら、これまで会社がやってくれていた行政手続きを自分で行う必要があります。(※すぐに別に会社に就職が決まっている場合は不要なものもあります。)その際に必要な書類の発行を依頼し、受け取っておきましょう。
退職と同時に自動的に発行されるもの、人事部署等に作成を依頼する必要があるものがありますので、担当部署に確認し、もれなく準備をしておきましょう!
必要書類一覧 例
- 離職票
- 退職証明書
- 源泉徴収票
- 健康保険資格喪失証明書
- 年金手帳 もしくは 年金番号(基礎年金番号通知書)
- 雇用保険被保険者証
7.社内システムで管理されている自分の情報の確認
給与明細の電子化など個人情報が社内システムで管理されている場合、退職後には社外からは確認することができなくなる情報もあるかもしれません。
そのようなデータベースや管理システムが入っている会社にお勤めの場合は、システムにログインできるうちに情報を確認しておきましょう。
私の場合は、前月までの給与明細が見れなくなりました。社内からのみアクセス可能なシステムにログインしないと給与明細が確認できませんでしたので、「前月の住民税のおよその額が知りたい!」と思ったときに確認ができなかったことがありました。(普段から把握しておきなさいって情報ですけどね…お恥ずかしい限りです)
8.有給休暇の利用
有給休暇を取得することは労働者の権利です。取り切っていない有給休暇がある場合は、しっかり取ってリフレッシュしましょう!
心置きなく有給休暇を取るためにも、早めに上司に退職の意思を伝えておくと良いですね。もちろん、どのように有給休暇を取得してもOKです。上司が許可を出さないということは無いはずです。
9.退職日を迎える
とうとう、退職日もしくは最終出勤日を迎えます。
この日は、最後の挨拶をしてのんびり終わるつもりでいましたが、案外やる事が多く、忙しい1日となりました。
退職日のTODOリスト
- 挨拶まわり
- 引き継ぎ書のチェック
- メール処理
- 社内システムのアカウント整理
- デスクの片付け
- ロッカーの片付け
- ゴミ出し
まとめ
海外移住準備の第一歩、会社を退職することについて、流れと実際に行ったことについて紹介しました!
まさか自分がこの会社を退職することがあるなんて…と、記事を書いている今でも不思議なくらいです。それくらい大事な気持ちで働けたこと、上司や先輩、同僚に恵まれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
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移住準備、がんばります!